赤カブの自家採種をしてみよう ①

947の畑

9月15日に種を蒔いた大野紅かぶは今直径7~8㎝位の中かぶの大きさです。

蒔いた種の2~3割位しか発芽しませんでした。

率は低かったですが、生き延びた分はしっかり育ちました。

大根と人参は、種取りしたくても、充分な大きさに育たなかったので

諦めて、数は少ないけどしっかり育った蕪で種取に挑戦してみます。

自家採種の為に沢山選抜出来る程は無いので2株のみで、この場所でやってみます。

アブラナ科は交雑し易いらしいので、同じ畝の白い蕪も

あちこち近くにある大根も董立ちするまでには

収穫してしまうつもりです。

蕪、大根、キャベツなどのアブラナ科野菜は ”自家不和合性” と言って

自分だけでは種が出来ない性質があるそうなので、最低2本無いと

種が取れません。なので、かろうじて残っていた2本を使います。

同じ畑で種を取り続けると、その場所の環境に適応した野菜に

なって行くので、自家採取は大切です。

実際、925の畑で今生育中のグリーンピースは、

最初私の叔母が採り続けていた種をもらってからもう

6年以上になると思うのですが、それがとても丈夫で

よく育つので自家採取の優位性を実感しています。

因みにそのグリーンピースは、くれた叔母が みよこ と言うので

私たちの間では ”みよ子豆” と呼んで大切にしています。

美味しそうに地上に出ている部分にすっかり土を被せて育てて

種取出り来るよう董立ちするのを待ちます。

株元まで土を被せて

敷き草も戻しました。

これで良いんかなー?

何せ蕪の種取りは初めてなので楽しみでもありちょっと心配も。

でも今はもう、何が起こるか分からない不穏な世の中ですから種だって、

手に入らなくなる可能性があるので出来る限り自家採種

しようと思います。

それと、自然栽培を成功させる基本は自家採取だと言われるで、

少しずつ、出来るものから挑戦するつもりです。

蕪の場合は種が熟すのは初夏以降の様ですが、

この場所でも邪魔にならず大丈夫なので、株の移し替えは

しませんでした。

4年くらい前に、同じこの畑でスイスチャードの種取りを

したことがあって、その時も時間がかかるなーと実感した経験が

あるので、気長に待つことにします。

スイスチャードの種はあまりにも沢山出来たので、中位の瓶に

いっぱい採ったものが今も残っています。

さすがにもう芽は出ないと思うので使っていませんが。

取り敢えずは株が元気に育ってくれるのを願うばかりです!

追記; ニンジンの成長が悪いと思っていましたが

中位に育ったのを2~3本づつ収穫出来ていたので

残っている筑摩野五寸(2本だけ)を、植え替えせず

花を咲かせて種を採ってみる事にしました。

掘り上げていないので全体の姿は見えませんが、ダメもとで。

 

 

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