数日前に多くの人の助けを借りて
渋柿をコンテナ3箱と
甘がきもコンテナ3箱収穫
出来ました。
夫は膝と腰が良く無いし
私ももう年で木に登って
柿を収穫する自信が無いので
どうしようか困っていたのですが
夫の知り合いでまだ還暦の人が
もいでくれると言うことで
大助かり!
脚立に乗って高いところの
枝を切って落としてくれる姿を
見て思わず、”青年やねー!”
と言ったら、「還暦ですよ」との返事。
”若いわっ、還暦なんて” と
私には感じますよ!
そしてもう一人、当地で
若い親子の食育を中心に活動
されている、”ふりいすぺえすモモ”
さんに連絡したら来てくれました。
男2人は収穫し、おんな2人が
受け取って小枝を整理して
箱詰めしていきました。
なんて美しい柿でしょう!
毎年ほれぼれしてしまう美しさです。
モモさんは、その後数日で
かなりの家族が来る予定なので
皆で干し柿作り体験をします、
とのことでコンテナ1箱持ち帰って
もらいました。
もちろん甘柿も1箱。
助かったー!
私独りでは腱鞘炎になりそうです。
でも、数年前まではせっせと
作っていたんだけどねー。
天気が数日続きそうなので
さっそく作り始めました。
殺菌の為に熱湯を沸かす大鍋、
T字の枝をくくるためのひも、
大量に出る皮を入れる大ザル、
枝が取れてたり、熟れすぎている
柿を柿栖にする用の瓶などを用意。
まずはヘタの周りをぐるっと
包丁で剥きつつビラビラした
ヘタも切り取ります。
ふた回り包丁で剥いてから
縦にピーラーでシューっと剥きます。
剥き終わったら2個のヘタ同士に
ひもを括り付けます。
沸騰している大鍋に入る数の柿を
ドボンと入れてヘタの部分が
しっかり浸かるようにして
約15~20秒位おきます。
あまり長いと茹で柿になってしまう!
そして外に干します。
今年は、ガッと早く表面を
乾燥させたいので洗濯物と一緒に
数時間陽に当ててから
日陰に移動させました。
そして、焼酎は吹き付けません。
焼酎をかけるとどうも
あの嫌なコバエが更に寄って来る
気がするので最近止めました。
このあと、毎日様子を良く見て
雨にかからないように、カビそうに
なったら場所を変えたり
カビを拭き取ったり
おさな子を育てる様にお世話を
してあげます。
約2週間もしたらかなり
柔らかくなるので、清潔にした
両手でやさしく揉みます。
柔らかくなった頃にはもう
渋が抜けて甘いので食べても良し。
しっかり干してもっちり干し柿が
良い場合は気が済むまで干します。
寒い地域だと綺麗な ”柿色” に
なるのでしょうが当地は残念ながら
干している時期はまだ暖かい
時も有るので茶色くなってしまいます。
でも味は間違いなく、甘~くて最高!
お正月には孫たちも喜んで食べて
くれると思います。
疲れるけど、とーっても楽しい
干し柿作りです!