田んぼの隅っこの変形地にある枇杷の木を整理して、古くてごわごわした葉っぱを取りました。
エキス作りには5・6年の葉が最適だそうですがなかなかそんなに古いのはありませんので、
あるもので作ります。まず、綺麗に洗って軽く干します。
水分が充分取れたら刻みます。適当で大丈夫。
干し上がったら、
左の茶色の液体は去年の枇杷葉エキスです。3ヶ月もあれば出来上がります。
私はこのエキスを、のどが痛い時や口の中のトラブルに薄めてうがいに使います。
又、虫さされや軽い水虫には原液を塗ります。
上は、去年美味しい枇杷の実を楽しんだ後の種を、氷砂糖とブランデーで漬けた
ものです。種は葉の1300倍ものアミグダリンが含まれているそうで、上手く使うと
癌でも治してしまう威力があるとか。とても良いのは知っていても何分お酒なので
私はそんなに毎日飲めませんが。これ程効能のある種を棄てるなんて勿体無いと、
とりあえず漬けておきました。
それからびわは、生葉もお灸の時に使ったり、揉んで患部に貼ったり、もちろん枇杷葉茶
にもなります。びわも本当に優秀な植物で、一家に1本欲しい木です。