大豆の枯れ枝でムカデを作る

秋の収穫時期は毎日畑でする仕事が山ほどあって忙し~い!

白い大豆もすっかり枯れあがり、収穫待ちなので

毎日少しづつ刈り取っては家に持ち帰っています。

要らない枝や葉っぱを取り除く作業をしていてふと、懐かしくなりました。

 

付け根からポロっと取れるこの枝で、よく遊んだなあー

さあ大変、忙しいこのさなかに66歳のばあちゃんが 遊び始めたぞー!

たくさん枝を集めていそいそお家に帰ります。

 

ムカデを作りますよ~

まず2本、ムカデの頭になる部分を用意し、更に手を1本巻きつけて

 

ほどけないよう持って、2本目の足を巻きつけます。

 

 

カラカラに乾いた枝だとポキッと折れるので、柔らかめを探しておきます。

なければ水をつけてしごいて柔らかくします。

どんどん右に左に、好きな長さまで編んでいきます。

 

枝がこれでお終いだったので、この長さで終了。

あー、久しぶりに楽しかったわー!

ムカデ に見えるかどうかは別にして、子供の頃は

親が忙しく働く秋の畑で、何でもかんでもおもちゃにして遊んだものでした。

兄弟や友達と、いくつもいくつも飽きずに作っては、見せ合ったり交換したり。

刈り取って、脱穀も終えて積み上げたわらの山にダイブして叱られながら

服のなかまでチクチクが入り込んでキャーキャー騒いだり。

抜いたどっさりの草を燃やす青臭い煙を遠くから吸い込んで、「あー、いい匂い!」と

感激したり、昔の山あいの日々を思い出すと胸がキュンとします。

 

やれやれ、なつかしい遊びは早々に切り上げて、夕飯の支度をしなくては。

大豆つながりと言う事で、

今年の大豆はまだこれから乾燥ですが

去年の大豆で、今年の3月に仕込んだ味噌を使い、今夜は豚汁でも作りましょうか。

味噌の仕込みも毎年仕上がり具合が違います。

今年は念入りに、何回もチェックしました。

天地返しもしました。 愛情をかけて世話をしたからでしょうか

美味しく出来上がりました!

これが白大豆の味噌。 青大豆味噌はとても少なかったのですが

一番甘くて美味しかったのでもう食べてしまって、有りません。

ちなみに黒大豆味噌は

 

味噌の仕込みも一人では中々大変なので、白大豆の翌日にやりました。

 

味噌仕込みはここで。

ごちゃごちゃありますが、良いスペースなんです。

この部屋は床がコンクリートの土間で、主に野菜の調整や夫が木工や作業をするところです。

2階に上がる階段下のスペースを漬物部屋にしてあります。

ずっと前に亡くなった母が、とても漬物部屋を欲しがっていて、父がコンクリートを

塗って作ってくれてとても嬉しそうでした。

それを、今は私が使いたくて、我が夫が木工仕事で棚を作ってくれ、

いい感じで使っています。

ちょっとした仕事をしてくれる夫は有難いですね、こんな時だけ少し感謝!

 

 

黒大豆味噌もまた、ふわふわと甘く美味しいのです!

でも、どうしても黒い皮が残って、小さい子供は嫌みたいなので

味噌漉しで除いてから溶かすときれいです。

私は濾しませんが。

 

豚汁の具は、うちの畑の里芋と大根、ニンジン、ごぼう、コンニャク、豚バラ肉 です。

ダシは一切入れませんが、全ての具材と美味しい味噌のおかげで、絶品の味です。

私の腕じゃなくて、素材の勝利です!

あっ、豚汁には一味だ、もう無いのを忘れてた、今から作ろ!

今年の唐辛子がそろそろ干し上がってるし。

まだ少し柔らかいなあ。

でも取り合えず種を取ろう。

素手でやると、後で大変なことになるからビニール手袋をしてね。

水分がまだあって、ミキサーでは粉砕しにくそうなので

低い温度のオーブンで(130℃位)乾燥度合いを見つつ

マジックブレットのおかげで何とか出来上がりました。

大きなミキサーもあるんですが、どうも後片付けが面倒で

ついこの子を使ってしまいます。

 

やっと豚汁に一味をかけて ” いただきまーす! ”

 

関連記事

PAGE TOP