2013年6月3日
裏の畑の空いたスペースには花ざかりのドクダミがびっしり生えています。
と言うか、去年この畑を作った時に引っこ抜かずにわざと根っこを
残しておいたのです。
手前の一塊だけで約100本位ありました。
綺麗に洗った後、水分を取るために軽く乾かします。
ドクダミを干しているこの木の台を
兵庫の我が故郷では 「しょうぎ」 と言います。
どんな字を書くのかは知りませんが
子供の頃、夏の夜はうちわを持って家族で外に出て
この台に座って涼んだものです。
スイカを食べながらその辺にペッ、ペッと種を飛ばし、
うちわで蚊を追いやって、夏の夜を楽しみました。
その頃の「しょうぎ」ですから随分古いですねえ、
多分私より年をとってます。
あっ、話が逸れました。
年をとるとどうも、昔の事を思い出す度に
感慨に耽ってしまいます。
えーっと、粗方水分が取れたら
茎を10本位づつ纏めて紐をかけて
風通しの良い所に吊るします。
直射日光が当たらず風が通る所は
なかなかありませんし、2日後には大阪へ戻るので
除湿機の送風機能を使って
乾燥しようとしましたがこれがなかなか!
24時間風を送ってもカラカラにはなりません。
仕方なく、半乾き状態で次回まで置いて行く事にします。
次は、適当な長さに切って、焙じる予定です。
去年もドクダミ茶を作りました。
よく店で売っている様な黒~いのじゃなくて
割と綺麗な緑色に仕上がりました。
乾燥するとあまり臭くない、と言われますが
実際お茶にして飲んだらやはり少々癖があります。
だから6人もいる孫達は誰も飲んでくれません!
利尿作用も解毒作用もありとても良いものなのにね。
アトピーにはお風呂に入れても良いんですが
誰も「欲しい!」と言いません。
でも、今年も作ります。
お茶以外に何か良い利用法は無いものか・・・・
次回までにちょっと考えます。