2013年5月5日
柏餅を食べて満足した私達は次に
西脇市にある コヤノ美術館の
「豪農の館」を見学に行きました。
入館の前にすぐ近くにある加古川の土手で
ランチタイム。
たいこ弁当でそれぞれに好きな弁当を買って
ゆるやかな川べりを眺めながらのお昼です。
今はたっぷりの葉桜になっていますが、桜の頃は大変みごとな
眺めなんです。この日は結構暑くて川の中へ
小学生位のこどもが4人入って遊んでいました。
程なくして一人の子は川の中で尻もちを
ついてしまって、しまいには水浴びを始めてしまいました!
おじいちゃんらしき人が近くにいたので大丈夫でしたが
子供たちは水が大好きですね。
早めのお昼をゆっくり済ませた私達はコヤノ美術館へ
向かいました。
この館は元は 「藤井」 と言う名の豪農の所有で
明治時代にこの屋敷を建て、その後大正、昭和
と続き、昭和になって廃屋になりかかっていた屋敷を
大阪のコヤノ美術館が買い取ったそうです。
何億という費用をかけて修復し、コヤノの収蔵品をここに
備えて、現在は週末のみ開放しているということだそうです。
贅を尽くした建物で、これは何とトイレの天井です、
トイレの天井にこの凝り様!
当宿していた芸術家に宿代のお礼に描いてもらった絵や書も沢山あります。
我が夫も一時、豪農の主の気分を味わえたかな?
廊下の手摺でさえこんなに凝った細工です、至る所
に贅を尽くしています。
数カ所の蔵を改造して収蔵品の展示をしてあります。
古い時代の裁縫道具のコレクションで
これらはコヤノさんの収蔵品です。
竹久夢二の原画の数々、
蕗谷虹児
中原淳一のデザイン画
など数多くの収蔵品が所狭しと展示されていて
ファンにはたまらないと思います。
明治、大正、昭和の贅沢な建築はどこかの
お殿様でも負けそうなほど凄いものですし
収蔵品の数々も見事なものでした。
近くにお住まいの方はぜひ一度行かれることを
お勧めします。