西脇市、旧来住(きし)家住宅を見学しました

2013年5月19日

大正初期に建てられた高級民家で、現在は当主が

市に寄贈し、西脇市が管理していて見学料も無料で

ボランティアさんが詳しく説明をしてくれました。

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西脇市は今でも播州織で有名ですが

つい数十年前まではその織物産業でとても栄えていたようです。

来住家は代々土地収入で財をなし、その後銀行業で

ますます発展したようで、驚くほどの豊かな家だったそうです。

家の中に使われている材は日本中のみならず海外から取り寄せたり、

今では探すこともできない物もあり欄間や天井やそこら中、

凝りに凝った細工が施されていて一緒に見学していた夫は

建築に興味がある人なので「へ~っ!」 「は~っ!」の連発です。

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橋本関雪、近藤翠石の絵、市川周道の木彫等がいたるところに

使われています、超贅沢な家です!

犬養毅や宮家の方も宿泊したりするほどの家だったそうです。

敷地内には 「梅吉亭」 と言う小さなレストランもありますので

ランチがてら訪れると良いですよ。

良く手入れされた庭を眺めながら食事を楽しんで、

外へ出ると敷地を囲むように疎水が流れていて大きな

錦鯉が泳いでいます。

また、レストラン横には「西脇情報未来館」があり、

播州織のオーダーメードのシャツなどを作ってくれます。

私も数年前、夫と彼のお友達2人にシャツを作りました。

世界に一つのシャツですよ~!

なんてね、私も40数年前この近くにあった高校を

卒業しているのでつい、身内気分で宣伝してしまいました。

ぜひ一度、見に来てください、価値ありです。

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