白大豆・小豆の摘芯とその後

毎年成長途中で倒伏してしまって

始末に負えなくなって困っていた大豆に

摘心と言う、初めての試みをやってみました。

黒豆や茶豆、青豆なども育てたかったのですが

スペースが無くて、白大豆をたった30か所しか

植えられなかった大事な大事な豆の畝!

今年こそ大事に育てる! と摘心なるものを

こわごわやってみました。

摘心したのは8月18日でした。

数日前にプチっと成長点をちぎった所が

薄茶色に見えています。これは、8月20日頃かな?

少し上の方には紫色の花が付いています。

これで正しいのか、少し自信がないのですが

やっちゃいました!

失敗だったら、それはそれで、良い経験として

諦めますが上手く行くことを願います。

摘心すると、増収出来て、粒が大きくなるとの事ですが

せめて、倒伏を防ぎたいです。

本葉が5枚を越した頃に小豆も、摘心しました。

と言うより、既に何らかの虫に葉がやられている

様子だったので、慌ててちぎった、というのが本音ですが。

とにかく、豆は特別美味しいのか栄養が豊富なのか

あらゆる虫が襲ってきて、中々良い豆が収穫出来ません。

保存が効いて栄養価が高い豆はどうしても

育てたい作物なのに悔しいですわ!

 

台風9号が熱帯低気圧になり、新しく猛烈な10号が

近づいて、野菜が振り回されるのが心配なので

今日も大事な豆を見て回りました。

猛烈な暑さの中で、小豆の葉っぱには

ハスモンヨトウの小さい幼虫がいるのが

沢山あったので、切り取りました。

茎にはもうすでに、アズキノメイガらしき食害跡があります!

茎の一部に白や茶色のツブツブがあると

幼虫がその中にいる証です。

いたっ!

やだっ!

柔らかい成長点にはちゃっかり幼虫が住んでいて

美味しくて、栄養たっぷりの部分を食べてるワッ!

左の葉脈あたりに卵を産み付けてたのかな?

葉の付け根の下の方には幼虫が潜り込んだ形跡のツブツブあり。

上の方には小さい幼虫が居るし!

この虫たちがどのように何時頃やって来て、

どんな風に野菜に侵入してくるのか

良くわかりません。なので、対策も出来ない!

こんな風に、むやみやたらに食害された部分を切り取っていたら

せっかく成長を始めた小豆の株たちは

まだ花も咲かないのに哀れな姿になってしまいました!

やっぱり無農薬で小豆栽培は無理なのかなー、と

又、弱気になりそうです。

それでも、無駄な抵抗で、目の小さい

防虫ネットを張ろうかな。

大豆は、今の所、深刻な被害は無く、小さい鞘もいっぱい

付いています。

虫にとって大豆は、青豆よりも、黒豆よりも、

美味しく無いらしく、被害は一番少ないです。

それでもちょび~っとしか収穫は出来ませんが。

小豆は、黒豆より青豆よりもっと美味しいみたいですね。

果てしない豆栽培の苦闘の物語はつづく。

 

 

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