昨日はとても暖かかったので久し振りに
畑に行って来ました。
私は気温が10度を下回るとたちまち縮こまってしまって
外に出るのさえ嫌なのに
畑の作物はゆっくり、着実に成長しています!
中でもはち切れんばかりに旺盛なのが
エンドウ豆です。
大急ぎでネットを張って、枝を登らせてあげないと
ジャングル状態です。
この冬は暖冬だったので不織布無しでも良かったかもしれません。
数えてみると18株ありました。何年も種取りをしながら
育てているエンドウ豆で、とても丈夫でおいしいです。
もうひとつ、元気いっぱいの野菜はニンニクです。
この暖冬のせいか、夫手作りの土が良いのか
”この時期にしては成長が良すぎる” 、と夫は心配しています。
全体の様子はこんな感じで、近くに寄ってみると
本当に立派なのが沢山あって思わず計ってみました。
2センチ径前後の茎の太さになっているのが沢山あります。
葉が赤紫になっているのがあるので、何か病気かと
根元をそーっとほじくってみました。
鱗片になる部分がすでにぷっくり膨らみ始めています。
真っ白で病気らしき様子は無くてホッとしました。
この冬は暖冬だったので、”作物にとってある程度必要な
寒さが足りなかったのではないか” 、と言う夫の危惧は
どの様な結果になるのか心配です。
9月の初めに播種した人参はあと少しだけ残っています。
30~40本位かな。
もうすでに、6~7センチ位になっていて規格外ですが
スも入っていないしとても甘くて美味しいので
出荷しています。 形が悪いのや大きすぎるのは
通常の倍の重量でジュース用として。
葉っぱも付けて袋詰めするととても美しいですよ。
10月下旬に播種した人参を間引いたら、あまりにもどっさり
しかも可愛い間引き人参が溜まったので
綺麗に洗って掃除して袋詰めしました。
需要が有ればと思って少しばかり出荷します。
今の時期はMKファームには人参と里芋しかありませんが
そこに、干し芋や干し大根などを足して出荷しています。
でも残念ながら、来週には尽きてしまいそうです。
出荷出来る程は作っていないイチゴも
着実に育っています。
こちらはJAで買った立派な苗です。
さすがに良く育っています。
一方こちらは、あわれなランナーを採って定植した自家株ですが
まあまあ育っています。中心から元気な若い芽も出ています、やれやれ!
おまけ; 八朔
水田だった場所を畑に変えて野菜を栽培し始めた頃に
苗を買ってきて植えた八朔が去年の秋にはこんなになりました。
八朔は実が成りだしてから、熟して食べられる様になるまでに
かなりの時間が掛かるみたいです。実が黄色くなってから
もう随分待ちましたがやっと今、食べ頃を迎えました。
特別肥料もあげていませんが結構みずみずしく美味しい
ですが、甘~い とまでは言えません。堆肥などの
有機肥料を株周りにあげたら少し糖度が増すかも知れませんね。
でも、果樹はどれもやせた場所でも案外育つものだと実感します。
八朔の樹の下の日当たりの良い場所には
オオイヌノフグリがびっしり可愛い紫色の花を
咲かせています。
毎年この可憐な花を見ると、もうすぐ暖かく
なるんだなー、と嬉しくなります。