柿酢が仕上がりました

新型コロナウイルスで毎日大変です。

とうとうクルーズ船に乗っていた日本人が2人

亡くなってしまったとか、きっとしんどかったことでしょう!

心よりお悔み申し上げます。

そしてこれから、日本の立場も苦しくなって行きそうで

この田舎のおばあちゃんでさえ、とても心を痛めています。

オリンピックもどうなる事か心配です。

あれやこれや、世間では気になる事ばかりですが

日々の生活は粛々とこなしていかなくていけません。

厳寒の時期ももうそろそろ終わりそうなので

久し振りに温室へ入りました。

春苗を準備する為明日にも温室を整理しようと思って

まずは、柿酢のビンを取り出して濾してみました。

見るからに、汚い感じです!

 

作り始めた頃は、綺麗な上澄みがあったのに

全体にドロッとしてます。

でも、布フタを外して匂いを嗅いでみると

腐った匂いはしないので大丈夫でしょう。

ザルで濾してみましょう。

 

2重ガーゼを敷いたところに4ℓビンの中身を全て入れます。

ものの10分位で最初の液体が

こんなに溜まりました。

実は、1ビン目はガーゼも何も敷かず直接ザルに入れて濾したら

濁りが多かったので2ビン目はガーゼを敷いてみたのです。

これが1ビン目の柿酢です。左のものは昨日の昼間に濾したもの。

下の方に滓がが残っています。

右の、綺麗に澄んだ酢は、ある程度濾して水分が少なくなった

この状態のものを一晩かけて濾したものです。

綺麗に出来るもんやなーっと、嬉しくなってしまいました。

滓があると、そーっと静かに濾し直さないといけません。

コップの上にガーゼを載せて濾しましたが

そんなにきれいには滓が取れません。

で、お味はどうかな? と思って少し舐めてみました。

濁りが有る方は、見た目はあまり綺麗じゃないですが

フルーティーで甘みもあって、美味しい!

澄んで綺麗な方は、すっきりした味ですが

あまり甘みは感じません。”濁り” にはどうやら

柿のうま味が残っている様です。

柿栖作りは3年目ですが、今年は一番の出来上がりでした。

年々、コツが掴めてきたのかどうか分かりませんが

初めて美味しいっ、と思えました。

 

4リットルビンに8分目入れたものを約4か月置いて

1リットル位の柿栖が出来そうです。

(上澄みと、崩れた柿の実が分離したら、1か月位で

濾しても良いらしいですが、私は4か月置きました)

今年の柿栖は、ドリンクとして炭酸とか

野菜ジュースで希釈して飲んでみたいと思います。

柿栖にはアミノ酸やカリウムなど

素晴らしく健康に良い成分が含まれているそうです。

ちょっと手間ヒマはかかるけど

田舎の自然には良いものがいっぱい溢れていますねー!

 

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