春よ来い、早~く来い!

2月になったので、早々に雛飾りです!

玄関にある下駄箱の上です。

100年以上のボロ家ですが、出来る限りのしつらいをしてみたいので

日々奮闘しています。

この、ミニ雛屏風は、20年前に亡くなった母が作ってくれたちぎり絵です。

とても器用で、いつも忙しい農家の生活の中でもちょっとした手仕事を

楽しむ人でした。とてもセンスが良くて、特にこのミニ屏風は大好きで

汚さない様にいつも大切にしています。

お正月から1月いっぱいはこの ”赤富士” を床の間に掛けていました。

軸の後ろはボロボロ落ちてくる砂壁で、掃除してもしても毎日砂が落ちる

古い床の間ですが、こうして軸を掛けると何とか見られる様な気がします。

お雛様の軸に変えました、見るだけで華やかで、春めいて心ウキウキします!

おばあさんになっても、やっぱり綺麗なお雛様を眺めると幸せです。

3月いっぱいはこの軸を掛けたままにしますよ、嬉しいな!

 

今日は2月のはじめとは思えない暖かい日だったので、ちょっとお出かけして来ました。

多可町の八千代区で  ”田舎のあそび TAKA” と言う催しをやっていました。

滞在型市民農園八千代の駐車場を出たところは川べりで道の脇には

桜の木が並んでいます。4月には見事な眺めでしょうね。

そしてこの右の川では夏になると、ホタルが飛ぶそうです。

それも一度見てみたいものです。

会場の入り口です。

かつて播州織の工場だったところを色々な催しに使っているみたいです。

私たち古い人間には懐かしいギザギザの屋根です。

会場には若者がいっぱいで、私たちが入っても良いのかなと気後れしつつも

勇気をもって入っていくと

ちょうどライブが始まっていました、大阪の4人組のバンドでした。

おしゃれなイケメンばかりのバンド。

ライブ演奏を取り囲んで色々やってます。

絵を描く人

壁にも竜神・雷神の絵

播州織のアート

播州織の製品

その他、近くの菓子工房もカフェも出店してました。

視線を上に向ければ

長年にわたって積み重なった綿埃が、

ここがかつて織物工場だったことを物語っていました。

屋内の催し会場を出ると

播州百日鶏の焼き鶏のたまらな~い匂いがしているし

地域のお店の肉まんやカレーやら沢山の出店が並び、

その真ん中には火鉢がたくさん置いてあって、お餅が焼けていました。

いかにもアーティストです、というルックスの若者でいっぱいでした!

 

姫路から若い農家で、ごはん家をやっている人が軽トラ市を出していました。

 

もちろん夫も私もみっちり話をしました。

32歳なのにもうすでに、無施肥、無農薬の自然栽培で野菜と米を9年だって!

尊敬しますわ!

姫路ならそう遠くないし、近いうちにごはんを食べに行かなくちゃ。

黄色人参とショウガ、ニンニクを630円で買いました。

帰ってさっそく我が家の人参、大根、じゃがいもなどと

煮てみました。味は、うちの人参との違いは分かりません。

わがMKファームの野菜も完全無農薬ですから。

でも、うちでは夫手作りの堆肥を使っているので違う所と言えば

そこしかありません。無施肥でどこまで野菜が育つのか

そこのところはまだ全く分からないので私には出来ませんが。

何はともあれ今日は天気も暖かで、

若いエネルギーをいっぱい感じられた、良い日でした。

 

 

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