春に植えた野菜の状況

間引き人参も随分大きくなって来ました。

手前の白い人参はずば抜けて葉っぱが大きくて

他と比べて異常だったので抜いてみました。

茎はこんな風に、もう董が立っている感じ。

そして、オレンジ色になるはずなのにこんな色です。

他にも、同じように異常に大きくなっているのが

ありました。

グニフパープルという名前の人参です。

色は薄っすら紫になり始めていますが

茎が伸びて、董立ちの感じです。

董が立つと言う事は、花を咲かせて

子孫を残そうとしている状況です。

変だな?

家に持ち帰り、切って見たら

白いのは明らかに筋っぽい!

かじってみました。

人参の味はしません、柔らかい木をかじって

いるみたいでした。

これは本来成長した時になるオレンジ色じゃ無いし

先祖返りでもしたのかな? と訳が分かりません。

こんな風に時々、人参には白いのが出来ることが

あります。

紫の方はどうかな? と洗って良く見ると

あーっ、やっぱり虫に喰われて穴が開いてる。

これはきっと、「もう成長は無理! 早く種を作ろう

そして子孫を残さないと!」 と人参さんが

焦って董を立て始めたのではないでしょうか。

試しに食べてみたら、案の定不味い!

異常な姿をしているのにはそれぞれ訳があるんでしょうね。

野菜には野菜の戦略があるのかな。

と、私は勝手に色々想像して決めつけてしまってます。

学者先生、間違ってたらごめんなさい!

野菜の戦略、と言えば今日はもう一つありました。

私の大好きなキャトルセゾンレタスですが

これは定植してから2か月以上になります。

そして、そろそろ中心が突き出て来て董立ちだな

と思っていました。もう出荷出来ないし

お昼のサラダに使おうと、昨日収穫したのを

食べてみたらとても苦くて美味しくなかったのです!

確認の為に、今朝も畑のをちぎってみたら

やはり苦かった!

この、レッドアイスバーグと言うレタスは

1か月前に定植して、これからやっと出荷出来そうな

ものです。これをちぎって食べてみたら

こちらはとても美味しかったのでホッとしました。

レタスもやっぱり、種をつける準備に入ったら

苦くなって食べられなくなる様な戦略なのか?

凄いね生き物! 良く考えてるわ!

私たち生産農家もそういう野菜の仕組みを

良く理解して、不味くなりそうなものは出荷しないよう

気を付けないと、とヒヤッとしました。

それから、普通に育っていて間引きしただけの

向陽2号という名前の人参ですが

少し大きめのを食べてみることにしました。

細くて小さいものはあまり甘くありませんが

直径が1㎝以上位ならもう充分甘いです。

以前から人には、「人参の葉っぱを天ぷらにしたら

美味しいですよ。」 なんて言いながら

自分では食べた事が無かったので

お昼に天ぷらにしてみました。

葉っぱと実を一緒に揚げてみました。

人参の葉っぱの天ぷらサイコー!

シャリシャリとした食感がたまりません!

独特の人参臭さも無く、今まで捨てていてごめんなさい!

これは、わざわざ人参の葉の天ぷらを

又食べたくなる味でした。

いつも有り余るほどなっているエンドウも一緒に

揚げましたがこれが又柔らかくて美味しいのです。

残念ながらエンドウは当地ではあまり売れません。

みんな好きなようで、どこの家庭でも

作っていますからね、わざわざ買う人が少ないのでしょうか。

あと、ジャガイモと面白ネギのやぐらネギについて

書きたかったですが、もう眠くなってきたので

また明日にします、お休みなさ~い!

 

 

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