新しい農法を試してみる

去年の9月から、ブログをストップしていました。

多少の変化はあっても、大体同じ様な作物を

同じような方法で栽培し続けていたので

何年も同じ事の繰り返しだし、もう良いかなと。

ところが今年になってから夫がこう言い始めたのです。

「畝にビニールマルチ張るの止めよかな」

実は私も、ビニール資材は良くないなと実感していたのでした。

マルチを張れば草は抑えられるし、地温も上げられるのですが。

でも、その温度が上がることによって、必要以上に

マルチ内が高温になって蒸れてしまうこともあります。

その為、去年のニンニクでは随分悩まされてなるべく自然な形での

栽培方法がベストかなーと思い至った訳なのです。

ただし、本当に大変な労力が必要なのですが!

少しやり方を変えて、どれ位の違いが出るのか

試してみた結果を記録代わりにアップしてみようと思います。

今、私たちは有機農家でそれでも結構厳しい規制を守りつつ頑張って

いるつもりですが、よりストイックな自然農に近づきたいと考えています。

2021年度のニンニクはこの様に、もみ殻マルチにしています。

冬の間も生える草を、夫が毎日コツコツと根元から切って管理しています。

去年の秋に既に黒マルチを張っていたものはそのままですが

今年からは枯草を被せてマルチ替わりにしていこうと思います。

3月1日に植えたジャガイモもこの様に。

使える枯れ草がまだあまり無くてショボいですが何とかやってます。

3月30日でやっとここまで芽が出て来ました。

ネギを混植しています。

収穫が済んだら、芋の株あとに又ネギを植えておいて、

9月になったら今あるネギの後に秋じゃがを植えます。

9条ネギです。ネギとジャガイモを交互に植えていきます。

うちのジャガイモは、自家芋で栽培を繰り返しているのですが

どんどんツルツル肌になり、味も良くなって来ています。

4月21日のジャガイモはここまで来ました。

デジマは芽が出るのが早くて元気。

直売所で買ってきたシャドークイーンを始めて植えてみたら

発芽が一番早かった!

これも直売所で買って来た、食べるためのグラウンドペチカ、

又の名をデストロイヤーと言うらしいですが

発芽はゆっくりでした。

これが私の一押しのさやあかねです。

発芽は一番遅かったです。でも、大きくて

肌がスベスベで、とってもコクのある美味しい芋です!

ジャガイモも、マルチ無しだとどうなるのか楽しみです。

 

 

種をポットに蒔く時には、セルトレーかビニールポットに

蒔いていたのですがそれも新聞紙に変えました。

もっと良い素材があれば良いのですが取り敢えず

新聞紙ならまあ許せる範囲かなと。

一か月位なら、水やりにも耐えられます。

1か月でこれ位に根もしっかり張っています。

4月2日に定植しました。

約3週間後の今がこれです。

真ん中がミニキャベツで、両端はレタスです。

土から突き出ているのは、ネキリムシ対策ですが

少し飛び出し過ぎでした! で、後で土を周りに足しました。

この畝は、去年10月まで大豆が植わっていたところなので、

全く何もせず、そのまま表面を均しただけで定植しました。

キャベツがちゃんと巻くのでしょうか!?

 

畑の周りには草がいっぱい生えていますが、それが今では

おおっ‼  良い肥料の元が有るではないか! さっそく頂き!

そのまま野菜の周りに置いても良いですが、

今回は空いている畝の上に置いて枯らせておくことにしました。

今日も玉ねぎ畝の周りに生えている草をカマで根元から切って

沢山乾かして来ました。

早生の玉ねぎがそこそこ大きくなったので収穫!

洗うと真っ白で瑞々しい!

帰ってすぐサラダとサッと煮にしました。

 

彩りが若干イマイチですが、味は抜群に美味しかったです。

柔らかくトロトロで甘かったー!

 

サラダには、スライスしただけで、晒さずに。

水菜も自家製の初物です。

初収穫です。

 

水菜は約1か月で収穫可能で、しかも年中育てられるので

良い作物です。

わさわさ繁った所を間引きました。

これから毎日間引き菜が食べられそう。

そろそろイチゴが収穫時期ですが

やっと色づき始めたらもうこれです!

またしても、イタチかハクビシンにやられたみたいです。

足跡と共に、食いちぎられたイチゴのヘタや葉っぱが

散乱していました。

1個だけ、良いのが残ってました!

孫たちも楽しみにしているし、私たちも食べたいし

何より、まるまる1年手が掛かるイチゴなので必死です!

なので、夫手作りのピンをびっちり挿して対抗していますが

さあこれからどうでしょうかね?

まあこんな感じで、春から害獣に悩まされつつも

草を大切に、なるべく自然に逆らわないような農業を

目指します!

 

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