山の畑は秋の気配

やっと涼しくなり始めたと思ったら

最近は又、真夏の様な蒸し暑さの日が続いています。

それでも草は元気に茂ってしまうので

夫は草刈りが忙しいです!

先日も夫は山の畑で草刈りと栗の木の下を

お片付け。もうひと月もしないうちに

栗がボトボト落ちて来ますから!

そして私も少し見回りとお仕事。

 

萩の枝にミヤマアカネ。

赤い胴が可愛いです。

草ボーボーの畑の草を汗びっしょりになって

蚊に喰われながら刈っていく夫。

そして、探しやすくなった茗荷の株元にしゃがみこんで

これまた私も蚊に喰われながら

汗びっしょりで茗荷を収穫しました。

この、茗荷の草むらにしゃがむ時は気を付けないと!

暑い季節のジメジメした草むらには

あの恐ろしいマムシが居ることが多いので

棒切れなどで叩いてから近づきます。

今回は夫が、草刈り機でその辺を引っ掻き回したので

さすがのマムシでも逃げて行ってるだろうと

安心してしゃがみました。

それでもまだ怖いので、そーっと手を伸ばして

籠いっぱいに収穫出来ました。

茄子も赤しそもたっぷりあるので

絶対柴漬けを作ろ!

栗の木の南に20か所あまり種を播いておいた大豆です。

案外しっかり立っていて、何か所かに竹の杭を

立てて支えにしておきました。

小さな鞘も付いていましたが

さて、山の畑でもカメムシに悩まされるのでしょうか?

ああ恐ろし!

待望の渋柿もかなり大きくなりました。

今年はイラガが来なかった、と安心していたら

やっぱり葉っぱがギザギザに齧られた跡が

沢山あったのでよ~く探したら

見つけました!

1㎝余りの緑色のイラガです!

見るだけで、体中がチクチク感じてしまう

私の天敵です!

あの小さい毒針の欠片でも肌に触れると

かぶれてしまいます。

見つけた所は絶対直接触れない様にしながら

そーっと枝ごと切って、畑の外へ持ち出して

足でグリグリ踏みつぶしました。

頭も首も手もすっぽり覆っていたつもりですが

やっぱり帰って、数時間経ったら

首筋や腕の柔らかい所のあちこちに小さい

赤い跡が出来て、チクチク痛痒くなりました!

その点、栗の木はあまり人間への被害はありません。

巨大になってしまった木が5本。

夫の体力があるうちに低く切って貰いたい!

高く広く成長し過ぎて、道や隣家の敷地にまで

枝を伸ばして迷惑がられているだろうと心配です。

だけど、毎年毎年立派な実がたっぷり収穫出来て

とてもありがたいです。

栗の木も柿の木も畑もみ~んな父が残してくれた

財産なので、大切にしないといけませんが

果樹って、ずいぶん大きくなるものなんですね。

夫は昨日71歳になり、二人とももうすっかり

体力が衰えて来ているので

全てを少しづつコンパクトにしていかないと

維持管理が難しく成りつつあります。

気分だけは20代なんですけどね。

とは言うものの、季節ごとに楽しみな事が

いっぱい待っているので幸せなことだと思います。

山の畑では、じきに栗も柿も熟して来ますので

今年は栗の渋皮煮はどうしようか

干し柿は、もっときれいに仕上げる方法は無いか

なんて、考えながら収穫を楽しみに過ごすこの頃です。

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