山の畑はもう秋の準備が始まっています

 

フェイジョアのエキゾチックな花ももう

終わりかけの様子です。

山の畑の土はとても悪くて

取っても取っても石だらけですが

果樹や球根の花などは良く育ちます。

フェイジョアの木も随分大きく育ち

年々大きな実が採れる様になりました。

今年も秋の収穫に期待しています。

フェイジョアと重なる様に育っているのは

温州みかんの木です。

苗を植えた時にはどちらもこんなに大きくなるとは

想像出来なかったので、もっともっと

離して植えないといけなかったんですねー。

1果の重量が3~400gにもなる渋柿は

去年は初めて、実が成りませんでした。

果樹は、生り年、裏年とか言って1年おきにしか

ならないのが多いですが、うちの渋柿は毎年成っていました。

毎年芯喰い虫とかオビカレハとかの害虫被害のせいで

適当に、間引きがされていたのかも知れません。

ただ、奴らはとても気持ちが悪いし

被害が激しいのでたまりませんが

それも自然の摂理ですかね。

毎年どっさりの収穫を願うのは欲張りというもの

でしょうか、でも干し柿にすると美味しいのよねー。

今年は作れそうで楽しみです。

 

木頭柚も今年は生り年で、

沢山の実が付いています。

大きくなって、黄色く色づく前にいくつか採って

皮を削り、赤くなる前の緑のとうがらしを

刻んだのと合わせて塩を混ぜ、しばらく置いて

柚子胡椒の準備をします。

ゆずが色づいたら、赤くなった唐辛子と合わせて

赤い柚子胡椒も作ります。

赤と緑の柚子胡椒をビンに入れて並べたら

きっと綺麗でしょうね!

色々作れて楽しいわー!

これぞ農家の特権です。

栗の花はそろそろ終わりで、茶色くなって来ました。

あまりいい匂いとは言えない栗の花ですが

この長い花はどんどん落下しています。

「栗の花が落ち始めたら梅雨入り」 と言われていますが

関西ではまだ、梅雨入り宣言がされていません。

なのに、栗の木ももう秋の実りの準備が

始まっています。

白い花にはまだ蜜があるのか、蜂がブンブン羽音を立てながら

無心に動き回っています。ハチさんのすぐ右下の

小さい緑の塊が栗の赤ちゃんです。

花が落ちた枝元に実が付く様です。

この小さな塊が、あと3か月もすると

茶色いピカピカの宝石になるんですよ!

毎年その成長の早さと大量の収穫に感謝です。

消毒は全くしないし、真冬に株元に

堆肥を入れるだけですが

荒れ地の様なこの畑でよくぞ

こんなきれいな実が出来るものだと思います。

綺麗と言えば、このスグリの実も

赤くて透明でとてもきれいです。

が、とても酸っぱくて、食べようと

するなら砂糖をたっぷりいれたジャムが

美味しそう。ジャムに出来る程収穫出来るまでには

まだまだ実の量が足りません。

 

まだ梅雨入りはしていませんが

大きな栗の木の下陰では紫陽花が真っ盛りです。

墨田の花火と言う名前の紫陽花です。

派手な花ではありませんが

気品があります。

 

山の畑の丁度中央に、ニンニクを収穫したばかりの

小さい畝が4つあります。

ここの畝のニンニクはあまり上出来では

無かったようです。やはりこの畑にはあまり

養分がないのでしょうか?

でも、そのニンニクのあとに何もせず

白大豆を播きました。

きっと、小動物や虫にやられ放題だとは

思いますが、秋まで待ってみます。

今日もいっぱい蚊に刺されまくりました!

恐ろしい場所です。

周りは林で、畑も草ボーボーで

虫天国なのだから仕方ないですね。

痒いけど、秋が楽しみな山の畑の作業でした。

 

 

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