2012年11月12日
うちの畑の柿はもう収穫済みですが、まわりの竹藪や空き地では小さい実の野生柿が
まだ秋の景色を彩っています。
私、 ”日本の風景に柿の木” という情景が大好きなんです。
藁葺き屋根の民家と水車がそばにあると完璧な姿なんですが。
さて、まだ何~にも無い我が敷地には秋の野草が蔓延っています。
はびこっている、なんて邪魔者扱いに聞こえますが実は私
雑草と呼ばれるものも好きです。
とても可愛いし、中には園芸品種に負けないものもあるし
風景によく溶け込んで美しいではありませんか。
絨毯の様に広がっているピンクのはイヌタデ。
野いちごに ヘビイチゴ。
敷地の北には山蕗がびっしり。
紫苑。
ヤブらんに
自身がないので調べてみたら、どうもこれは ”あけび” かも知れない。
私、60年間、間違ってました!
確か子供の頃、野山にひょろひょろ生えているこの蔓植物を採ってきて
お茶にして飲んでいてとても甘くて大好きだったのを覚えています。
だからこの草を見ると、甘~いお茶の記憶が蘇り、 ”あまちゃずる”という
よく似た他の植物の名前と、私の記憶がごちゃまぜになっていたのだと思います。
それにしてもこの植物は本当にあけびか?
もしそうなら是非とも大きく育ててみたいと思うけれど
これより大きくなった姿を見たことがないような気が・・・・・
又いつか地元の人に聞くことにしよ。
あと、”みずひき” ”クローバー” ”ヨモギ” ”どくだみ” ”たんぽぽ”
可愛くて、薬草茶になるものもいっぱいで、いらない草なんてありません。
春に植えた白の山茶花も小さいながらやっと蕾をつけています。
これも春に植えた茶の木の花です。
ちっとも背がのびてませんがどうやら根付いたようでやれやれです。
これからは春に向けてのデザインを考えて、力仕事は夫に頼むことにしましょう。