山の畑 真冬

2013年1月27日

田舎の真冬は痛いほど寒くて外へ出たくないけれどこの日は

珍しく暖かくて山の畑を見に行って見ました。

牛糞と真砂土を入れてこの春から作物を育てようとしている部分に

隣の農家さんが、収穫後に出た丹波の黒豆の皮を撒いてくれたのですが

少し豆が残っていたのか、どうも鹿がお食事をしに来たみたいです。

この辺は山に囲まれているので鹿が人間の数より多くいるそうですから

うちの畑にやって来ても不思議はありません。が、現実問題として

大変です。だから稲田も畑も電流の通ったフェンスを張り巡らせて

対策しています。この地域では山を切り開いて土地を広げたりしていないのに

鹿の数が増えているというのは・・・

農家にとって悩ましい問題の一つです。

暮れにばっさり剪定した梅の枝にも蕾がびっしり付いてました。

何という種類の梅の木なのか、大きな実がつくのですが

去年はみ~んな落ちてしまってがっかりでした。

今年はしっかり観察して面倒見てあげようと思ってます。

鹿に踏み荒らされた畑に娘と孫がおがくずを撒いてます。

半割りのドラム缶で、夫の木工作業で出た木切れや剪定で出た枝などを

燃やしていると顔見知りのおじさんが火にあたりに来ました。

あれやこれや喋っていると唐突に、 「黒豆いるか?」 というので

もちろん首を縦に振りましたよ!

この辺はいわゆる丹波篠山と呼ばれる地域のすぐ近くなので

良質な丹波の黒豆が採れるのです。

しばらくしておじさんがトラックで帰ったなと思ったらすぐに

袋いっぱい持ってきてくれました。

こっ、こんなに呉れるの?!

貴重な黒豆をこんなに沢山? びっくりするやら嬉しいやら。

スーパーの袋いっぱいで6キロ位かな。

なにせ田舎では規模が違うのです、向かいのおばちゃんも

「大根少し持って帰り」 と言ってゴミ袋いっぱい呉れるくらいですから。

で、家に帰ってからクズ豆を選る夜なべをしたら4キロ位に

なってしまいましたがそれでも大量です。

大阪へ持ち帰ってから又お友達におすそ分けしますが

「黒豆で味噌を作ってみようかな」 と思い立って

調べてみたら、1月が丁度作り時でした!

やってみよ。

 

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