大寒波後の畑

天気予報では近畿地方に ”10年に一度の暴風雪が予測されます” と放送されて

いましたが、兵庫県からも ”大寒波に備えて下さい” と携帯にお知らせが届きました。

外にある水道は夜、少量づつ水を流し続けていたので凍結はしませんが

25日の朝には上の様な積雪でした。約10cm位なので大した事でも無いですが、

冷え方が尋常で無いと感じました。

1番寒かった日は、最高気温が1℃で最低気温が-8℃でした!

数日間は降り止んだりまたちらほら雪が舞ったりの繰り返しで、

すっかり家に籠るしかありませんでした。

2~3日前から少し気温が上がり、屋根からドーンドーンっと雪崩の様な

物凄い音と共に緩み始めた雪の塊が落ち続けています。

その雪が、日陰の軒下にはまだ残っていますが、

今日は日も射して少しは暖かく感じるので畑を見に行って来ました。

竹やぶで陰になった部分はまだ雪が残っていますが、まあ大体溶けました。

上の写真の中央右あたりに薄緑色に見えるのは小松菜です。

株の間には所々雪がうっすら残っていて、数日前にはすっぽり雪に覆われて

いたのだなとわかります。葉っぱもくたっとしています。

収穫は終わりにしてこれからは、董立ちを待って菜花が出来るのを期待します。

 

道を挟んで隣の畑では

一方向に傾いたお多福そらまめが頑張って無事に生きていました。

かなりの暴風だったみたいでみーんな東に向いて傾いてました。

スナップエンドウは、雪で凍てつく事無く耐えていました。

実エンドウも同じく大丈夫。

豆は皆強いです! 偉い!

同じ畑のハウス内の様子です。

寒くなってから2つの畝に夫が葉物を蒔きました。畝間にはたっぷり落ち葉を敷いて。

初めてのカツオ菜を、11月30日に播種してます。

種袋にはこんな時期に蒔けるとは書かれていないそうですが、

何とかここまで育ちました。この後どうなるのかな?

小松菜はハウスなら12月でも育つかな?

ほうれん草もギリギリ。

以上3種の間引きを少しづつしていますが、

今回嬉しい発見がありました。

小松菜の間引きしたのを生で食べてみましたが、普通の青菜の味です。

そして若干葉面の縮みが多いカツオ菜も生で齧ってみました。

知っている人はお分かりなのかも知れませんが、

初めて口にした私は超ビックリ!  濃い! 味が濃いー!

多くの自然農ユーチューバーがカツオ菜の事を、出汁の味がすると

語っているのを見てとても期待していたので嬉しかったですー。

大きく育ったらどんなになるのか今からとても楽しみです!

 

道を挟んで又別の隣、947の畑では

レモンの木が大変なことになってました。

以前に大雪で果樹の枝がボキッと折れて枯らせてしまった事があるので

このレモンの木はしっかり面倒みてやろう、と夫が竹の囲いをして

不織布で防寒をしていたのに今回の暴風雪には耐えらませんでした。

でも、レモンの木そのものはあまり凍てることも、暴風雪で折れることも無くて良かったです。

防寒枠は近いうちに又夫が補修してくれると思います。

 

自宅の冷蔵庫に根菜が無くなったので

同じ947の畑にある人参、蕪、大根の収穫をしました。

左上にあるライターは長さ12cmです。

ライターと比較してみたら分かると思いますが、人参はそれなりの大きさで味も

とても甘くて美味しいのですが、大根はすごく小さい!

味はまあまあ美味しいですが硬いので、調理するには時間がかかります。

かぶも割と育ちましたが今は皮の周りがかなり筋がありますが

これも厚く剥けば大丈夫。

我が家では毎回、薄くスライスして甘酢漬けにしています。

自然栽培3年目の大根の出来は、今年は最悪のヘタクソでした。

11月近くになって播種した大根がまだ小さいままで沢山畝にあるのですが

もう大きくはならないでしょう。

自然栽培で大根を育てるには、土の状態ー柔らかさや肥料分や播種時期を

慎重にやらないとダメだとつくづく思い知りました😞

 

追記; 赤カブの自家採種の記事をアップした時に、”人参は成長が悪いのでしない”

と書きましたがその後、葉っぱは立派ではないですが実の部分はそれなりなので

ダメもとで畝に残す事にしました。

周りにあるもの2~3本も併せて残す事にします。

自然農法センターの種の 筑摩野五寸です。

上手く行きますように!

 

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