ニンニクと玉ねぎの収穫

ずらりと並んだニンニクが収穫時期になりました。

隣の田んぼでは田植えの為の代搔き作業も

そろそろ終わりを迎えています。

稲作農家も忙しい時期ですが、ニンニク農家も

同様に、時間との勝負です。

結構力の要る堀上げをしてしばし乾燥させて

 

茎を10センチ余りに切ります。

これらをコンテナボックスに集めて家に持ち帰ります。

持ちかえったニンニクの根っこを切り取ります。

 

このハサミはとっても優れものです。去年までは、

湾曲した片刃のナイフを使って片手で支えながら

力をグイっと入れて切り取っていましたが

辛い仕事でした。

支える方の手首に大きな力がかかるので

腱鞘炎の原因のひとつになってしまいました。

今年の作業はどうなる事か、ヒヤヒヤしていたのですが

夫が知り合いから便利な物を教えてもらいました。

今年はこのハサミでチョキン。

一発でスパッと出来上がり!

ホント、良い道具は仕事がはかどります。

 

ここまで出来たら

 

コンテナボックスに入れて

農協に持って行って一気に乾燥してもらいます。

生の状態から比べて70%まで乾燥しているのが

通常店に並んでいるニンニクです。

なので、家庭菜園で育てた少量のニンニクを

乾燥させるなら、初めに生の時の重さを計っておいて

扇風機なり天日なりで乾燥させて

7割に減っていたらもう乾燥OKと言う事になります。

 

収穫、ざっと乾燥、根切り、農協へ持ち込み、までは

なるべく1日2日で仕上げるのが良いそうなので、

終わるまで何回かこの工程を繰り返します。

MKファームのニンニクは昨日1回乾燥に

持ち込み、今日の内に又持って行くそうです。

私がこの記事を書いている今も

夫が土間で、チョッキンチョッキンやってます。

私は夕べ、この根切り作業を手伝ってさっそく

親指の内側にまめが出来て、潰れて痛い痛い!

今、バンドエイド貼ってます。

以上は、昨日収穫した分で、今朝は

私も収穫を手伝って今畑で乾燥中です。

それを今夜自宅に持ち帰り

又明日、農協へ乾燥に・・・の繰り返しを

あと2回くらいする予定です。

一方玉ねぎは

早生のソユーズを次女の家族が5月12日に来て

全て収穫してくれたので

残っている晩生の泉州黄を先日私が一人で収穫しました。

手前の30株ほどは今週末にファームビジットに

来る家族の為に残しています。

この玉ねぎはその家族が去年の冬に

植える体験をしたものです。

半年以上経って、自分たちが苗を植えたのが

育っているのを見て、収穫出来たら

きっと楽しいだろうと思います。

 

ニンニク同様、しばらく畝においてから茎を切って

自宅へ持ち帰ります。

アマガエルさんがいたので飛ばして次のを切ります。

まだ扁平の玉になってません。

 

理想はこんな形です。もう少し待てばもっと

大きくいい形になるのかもしれないですが

この畝は、サツマイモを植える予定なので

もう撤収です。

3玉位を一括りにして、時間のある時に

軒下に吊るす予定です。

近隣の軒下にはもっと巨大な玉ねぎが吊るされています。

でも私たちはこれでも大満足なんです。

種を播いてここまで育ったのは初めてです。

自分で種を播いて育てた去年の出来は

ほぼペコロスでした。

一昨年とその前年は買って来た苗を植えたのに、

もっと酷かった!

4年目にしてやっと、まともなものが

出来るようになったので嬉しいです。

そして、玉ねぎを撤収して

畝をサツマイモ用に両端から土を寄せて

燻炭をたっぷり混ぜて中央を高くしておきます。

では次回は、サツマイモのお話です。

 

 

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