2018年度も一応自家苗作りをやってみたのですが
猛暑の夏だったこともあり、大豊作とはなりませんでした。
有機JASを取るまでは、市販の芋蔓を買って定植していたので
楽に育てられたのですが、今は極力自前で頑張らないといけないのです!
でも、どうしても準備出来なくて経営的にも問題が出る、とか
やむを得ない場合は、気を付けて市販の苗を使っても良いそうです。
あまりに厳し過ぎる規制をすると、有機農業を止めてしまう
場合が生じるとかで。なんや、結局OKか、と思ってしまいますが
でも、年に一度の調査はとても厳しいんですよ。
あれこれ細かく確認されるので、やっぱりちゃんとやらないと
と気持ちを新たにします。
我がファームにも2月18日にOCCから調査員の方が来られて
書類の確認や栽培上のアドバイスをもらったり、畑の実地確認などで
2・3時間かかりました。
2018年産の芋を、新聞紙にくるんで段ボール箱に入れて
冷蔵庫の上とかあちこちの暖かい場所で保管していましたが
未だに美味しく食べられる状態です。
その中の小さい数本を半分に切って水に浸し、温室に入れておきました。
1月31日にスタートして
2月20日には紫の芽が少し出て来始めました。
そしてその3日後の今日
根も出始めた!
これならもう土に埋めて根を出させましょう、と
取り敢えず一つポットに植えました。
あらかじめ芽を出させてから土に埋め込む方法は
間違いなさそうだと思っています。
これからどんどん芽が出て、やがて緑のしっかりした蔓に育って欲しいな!
去年も一昨年も、あれこれネットで調べて
” 種芋を48℃の温湯に1時間浸してから伏せこむ ”
と言う方法が沢山あったのでやってみたら
ものの見事に全部腐ってしまいました。(´;ω;`)ウゥゥ
で今年は、種イモ用に大事に取っておいた物を
綺麗な水で洗っただけで、水で湿らせたもみ殻燻炭の中に
埋め込む方法でやっています。
結構大きめのを用意しました。
9割位埋めます。
隙間を開けて蓋をします。
冷える朝晩と夜間はカバーをかけて、加温マットをオンにして
15℃~30℃をキープするとみんな順調に生育しているので
発砲箱に埋め込んだサツマイモも芽を出してくれると思います。
毎年毎年、失敗を経験しながら少しづつ良い方法を学び取って
いけていると思っています。
また、半月位たったら成長した姿をアップ出来ると良いな。