にんにく栽培と加工

田舎に住み始めてから、農薬も化学肥料も使わず栽培出来る作物は

何だろう、と本を読んだりベテラン農家先輩に聞いたりして薦められたのがにんにく。

2016年秋に種ニンニクを定植し、教えてもらった通り世話をして2017年6月に

収穫しました。少し病気になりかけましたが大事には至らず何とか育ちましたが、

やはり先輩の畑に比べると勢いも実質のニンニク球の大きさも見劣りしました。

もっとも種球を植え付け、世話をし、収穫して農協に出荷したのは全て夫がしましたが。

まあまあ良くやった!今年は練習と言うことで、ほんの少しですが農協に出荷して

笑われる程の値をつけてもらいました。売り物にならない物はすべて自家消費です。

やったー!実は色々とやりたかったのよ、醤油漬けとか、黒ニンニクとか。

左上の白いバラバラのニンニクが私が自由に使えるものです。右の瓶2本に入っているのは

大麦を炒った、いわゆる麦茶です。大麦栽培についても又の機会にお知らせします。

ニンニクは相当しっかり乾燥させないとじっとり内側から水分が出るみたいで、油断していると

知らぬ間にカビが発生します。農協ではかなりの温風で乾燥させるそうです。

今回は初めてなので良くわからずむしろに広げ2・3週間乾燥しただけで、たびたび

塊のおしりに青いカビが発生し、慌てて皮をむきむきしたものでした。

 

                                                                          ☝

まず最初に”黒ニンニク”を作ってみたかったのでネットで調べてこのジャーを買ってきました。

 

バラバラのままでも塊でも、(塊5・6個分)を新聞紙とかなるべく化学塗料の無いもので

厚めにくるんで内釜に入れます。底に割りばしを数本置いて。

直接熱が当たらないようにする為にだそうです。

そしてスイッチオン!  そのまま放置2週間。気になるので私は数日おきにチエックしました。

約65度位の熱で蒸し焼き状態になるのでニンニクから水分が出て、その匂いがとても

凄いらしいのですが、私はたまたま炊飯器がなくてジャーを買ったのが正解でした。

保温が目的の家電なので蒸気穴が無く、匂いで悩まされる事は無くてラッキーでした。

5日位でもう色は茶色ですがまだまだ。10日も経つとかなり黒いですがまだ水分が多すぎ。

2週間すると売っているものみたいになっています。

 

皮を剥いてみて好みの硬さになっていれば良いでしょう。

あのくさ~いニンニクからは想像出来ないフルーティーな味に変身するのには驚きです!

その上私みたいな虚弱体質にドンピシャの食材なんですからとても嬉しい。

7月終わりに第1回目が出来上がり、その後何回か作って娘たちや知り合いに

どんどん差し上げました。出来上がりすぐから食べ始めてこの冬、半年以上経ちましたが

とりあえず体温が0.5度上がりました!気のせい?いや、多分上がった、と思います。

だってこの冬使い捨てカイロほぼ使って無いし、この寒い時期にも湯たんぽも電気毛布も

無しで眠れてるし・・・これ、黒ニンニクのおかげだと信じて納得してます。

信じる者は救われる!!!

だから今年も夫にニンニクいっぱい作ってもらいます。

そして大勢に黒ニンニクを食べてもらおうと計画しています。

 

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