2013年6月24日
前回干し時間切れで、紙に広げたままにして3週間目の様子。
色も綺麗でぱりぱりに乾燥しています。
さっそく小さく切って
測ってみると100本位のドクダミから約120グラムになりました。
去年はこの状態の物をフライパンで乾煎りしましたが
今年は良い物を見つけました。
母屋の屋根裏にありました。
直径30センチ余り、高さ5センチくらいのペッタンコの鍋で
裏は
小さな足が3本付いていて1つは殆どありません。
私が小学生の頃、確かこの鍋で自家製のお茶を焙じて
いたと思います。
ただし、当時はまだかまどがあって、そこで
お茶を焙じる作業をしていました。
今私は山の畑で茶の木の苗を育てていますが
約50年前のその頃には、立派な茶の木が何本もあって
母や祖母がその新芽を取って自家製茶を作っていました。
新芽以外の部分で作った物をこの鍋で焙じて
芳ばしいほうじ茶を作ったのでしょう。
お茶作りの時期には家に入ると良いお茶の香りが
充満していてとても幸せな気分に包まれたものでした。
お茶ほど美味しくはないですが
ドクダミも焙じた方が薬効も保存性も良いらしいので
焙じスタート。
焦がさない様に数分で
更にパリッパリになりました。
さっそくお茶を淹れてみましょう。
煎りたてのどくだみ茶は案外美味しくいただけます。
嫌いな人にはそれでも多少臭うでしょうが。
どくだみ茶をマグカップ1杯も飲むと
確かに良くお小水がでて体から毒素が出て行くようで
気分が良いですよ。
皆せっせと飲んでくれれば良いのにね。