2013年5月3日
お兄ちゃん2人がそれぞれにサッカーの試合と練習で
両親がそれぞれに世話に行かなければならないので
末っ子を預かることになりました。
で、爺ちゃんが山の畑で葡萄棚やキウイ棚を作っている間に
畑の周りの田んぼや林を散歩しました。
わーいっ、レンゲ畑だーっ!
何か蹴っ飛ばすものはないかなあ、
滑って降りる所は無いかなー、と
イタヅラ出来そうな事を探しまわるちびっ子です。
決してまっすぐ、さっさと歩くことはあり得ませんよ。
杉の木の根元に鹿の角が落ちてる!
人家のほんのすぐ近くに間違いなく鹿が
いることの証明です。私たちの山の畑に
出没するのも当然やわ、と思いました。
林の脇にまるでボーダーガーデンの様に綺麗な草が、
と思って近寄ってみると
やっぱりカモミールでした!
不思議でした、道路沿いに綺麗に生えていると
言うことは誰かが種を撒いたのか、どこかから
種が飛んで来たのか?いずれにしても
とても綺麗なので歩く度に幸せです!
林の中で、見上げる程の巨木が立っていました。
葉っぱをみると、もみの木の葉かなと思ったのですが
よくわかりません。でも、巨木はなんだか神々しくて良いですね。
山の畑ではじいちゃんが葡萄棚を据え付けていました。
5本ある栗の木の1本の幹に1・2ミリの虫がびっしり
かたまっています。
クリオオアブラムシです。
そしてその下の方の太い幹に
産卵中でした。
少し前の産卵あとのものでしょうか。
真ん中の黄色っぽい卵の周りの黒いのは孵化直後の幼虫だと思いますが
これらが共食いをするらしくて、その中で生き残ったものが
上に登って行って、餌となるクリオオアブラムシを食べるのだそうです。
自然の中で小さい生き物たちの関わりは
実にうまく出来上がっているものですね。
去年もクリオオアブラムシの存在は見つけましたが
そのすぐ下にてんとう虫が計画を練っているのは
分かりませんでした。
むやみやたらに人間が虫をやっつけなくても
自然の摂理はうまくまわっているものなんですね、
自然はすごい!
たっぷりと散歩をしてすっかりお腹を減らしたちびっ子と
爺と婆で、すぐ上の方にあるハーブ園のスオミさんへ
ピザを食べに行きま~す!