いつもの様に畑のパトロールをしていたら、遅く植えたのでまだ
収穫時期が来ていないはずのじゃがいもが黄色くなり始めているし
くきに変な丸いものがある。
よく見ると枝の腋から緑色のジャガイモの赤ちゃんみたいなのが
成長している!
なんだこりゃ、奇形?
写真だけ撮った後、根っこから抜いてみたら芋が出来ているべき土の中には
形の悪いのや、えぐれたのやらばかり。
おまけに、ヤスデがうじゃうじゃいて土がじっとり!
とりあえず、問題ありの2株を処分してから帰って調べてみたら、
あった あった ありましたわ同じ事例が。
以下、ネットで検索した内容です。
葉で作られた養分は地下部に運ばれ塊茎(じゃがいも)を
形成します。しかし、地下部が無い状態では養分の行き場を失い
地上部の茎に養分を貯めようとします。
何とか生き延びて子孫を残そうとする生命力の為せる技です。
アグリボ新聞より
いやー、納得です、ネット上で探すと大抵の事は調べられるものですね。
理由が分かってホッ。
でも、病気では無いけど何か問題があるんだとわかりました。
多分植え時期とか植え方とか何らかの理由で成長不良のところに
ヤスデがびっしり居たものだから、葉から送られた養分が株の下で
芋を作れなかったんでしょうね。だからと言って地上で育った丸い
芋らしきものは緑色で、毒素があるはずなので食べることは出来ないでしょう。
何が起こっているのか本当にびっくりしてしまいました。
ちなみに、じゃがいもは割と変形、奇形が発生する野菜だそうです。
野菜でも動物でも、みんな一生懸命に生きようと努力している姿を見ると
感動を覚えます。まだまだ知らない事ばかり。
世の中、驚きと感動に満ち満ちています。