きゃらぶきとよもぎペーストを作りました

2013年年5月4日

2013-05-04 11.20.58

山の畑で自生しているのを摘んで来ました。

ヨモギが入っているカゴは年代物です。

多分私が小さかった頃、使っていた物だと思います。

私の母は何でも捨てずにとっておく人で、未だに

何十年も前のセーターや使い残した小学生の頃の

ノートとかが出てきます。

このカゴも、買ってもらった時には確か、ピンクか赤の

2重ラインがぐるっと引かれていたのですが

時間とともにすっかりはげ落ちてしまったのだと思います。

持ち手の部分は針金で荒く修復がしてあります。

父が治してくれたんでしょうね。

買って貰った時の、嬉しくてたまらない、弾む様な

子供の気分が蘇ります。

正月明けに祖母に頼まれて、七草用の草を川べりへ

採りに行った事なども思い出します。

ピンク色のラインのある可愛いカゴを持てるのが嬉しくて

いそいそ出かけたものでした。

あれから50年以上も経った今、又楽しく野草摘みが

出来るなんて、ああ何て幸せ!

な~んて感慨に耽りつつ摘み帰ったヨモギで

手早くペースト作りをします。

2013-05-04 11.23.11

柔らかい先の部分だけを朝の内に採ってきて

すぐに洗い、塩を少し入れて柔らかくなるまで煮ます。

2013-05-04 11.33.44

約10分位でした。

とても新しいし、ごく柔らかい部分なので

重曹は入れませんでした。

2013-05-04 11.34.47

冷水に取って、1時間程晒しました。

2013-05-04 12.55.53

ザルにあげてから更に硬そうな繊維を除けます。

2013-05-04 13.05.29

こんなにチョビっと。

片手にほんの一塊くらいです。

2013-05-04 13.08.05

ホームセンターで買った千円あまりの安物ミキサーで

水分を少しづつ足しながら回しますがこれがクセモノ、

とっても柔らかいとはいえ繊維ですから苦労しました!

すっかりビチョビチョのペーストになってしまいました。

このタイプの簡易ミキサーには、胡麻とかクルミとか

比較的柔らかくて乾燥した物しか無理です。

試しにコーヒー豆を挽いてみましたが使い物になりませんでした!

2013-05-04 13.18.52

それでも何とか一握りのペースト出来の上がりです。

2013-05-05 07.22.52

2013-05-05 09.57.54

ちびっ子とともに、全体量の半分を練り込んで

2種類の柏餅の準備が出来ました。

明日はこどもの日、これを蒸して食べるのだ!

次は蕗の佃煮を作ります。

2013-05-04 11.45.51

蕗はまず綺麗に洗って塩で板ずりします。

山蕗はいっぱいうぶ毛があるので板ずりすると

すべすべお肌になります。

好きな長さに切って塩を入れた大鍋で水から茹でて行きます。

2013-05-04 11.51.25

鮮度の良い蕗なら柔らかいのでせいぜい15分から20分位で

筋まで柔らかくなります。

2013-05-04 12.10.56

茹で上がったらザルに取り流水で1時間位アク抜きをしても良いし

一晩水に晒しておいてもいいかな。

2013-05-04 12.57.17

お好みの味加減で炊いて行きます。

私は、500グラムの蕗に

しょうゆ; 1カップ

みりん;  1カップ

甜菜糖; 大さじ2杯

唐辛子; 2ケ

昆布;  適量を

入れました。

2013-05-05 19.01.37

おいし~、蕗の佃煮最高!!!

我が家には無くてはならない季節のごちそうで、

この時期、3・4キロは作ります。

うちの畑にできたものは少なからず差し上げるので

近くの農産物直売所でかなり買いますが

佃煮にするとせいぜい大きなジャムの瓶に6個。

半年位で食べてしまいます。

関連記事

PAGE TOP