かんころ餅と紫のお餅を作りました

上の画像の薄茶色のが干し芋を混ぜたかんころ餅です。

ラベンダー色のものが、紫芋を混ぜ込んだものです。

MKファームの干し芋は、仕上がりの時に

周りの少し硬くなった部分を、キッチンばさみでぐるりとトリミングします。

なので、美味しいけど売り物にならない細いひも状のものが

どんどんたまります。それと、小さすぎるものなどを

取って置いて、お餅を搗くときに混ぜ込んで

かんころ餅を作ります。

もともと、かんころ餅 と言うのは長崎県の特産品だそうです。

どこかで美味しそうなかんころ餅の情報を知って

作ってみたいなと、ネットで探して作り始めました。

最近は便利な餅つき機もあるので簡単に出来ます。

作る前日に、もち米を水に浸けて準備しておきます。

1.4kg(1升)のもち米に、350グラムの干し芋を使いました。

もち米に対し約4分の1の干し芋ですが、丁度いい分量でした。

以前に作った時には切る事無くそのまま蒸したら

こねた後、少し硬いかたまりが有ったので今回は

5㎝位に切ってから、もち米の上に載せました。

30分経って、上手く柔らかく蒸しあがったので こね はじめました。

ガタンガタン動いてます。約8分で搗き終わり。

待っている間にパウンド型に片栗粉を敷いておきます。

きれいに搗きあがりました! 滑らか! 餅つき機すごい!

あっつ熱を型に入れます。

なかなか綺麗に入りません、これなら

バットに流した方が良かったかも。

しゃもじの隣にある捏ねバネにも

本体にもお餅がへばりついていますが

冷めて少し固まるまで待ってから、そーっとめくると

ペロッと剥がれます、気持ちいいー!

私が小さかった頃はおばあちゃんや母が後片付けに

苦労していました。臼や杵やのし台や、あらゆる道具に

こびりついた残り餅をきれいに取るのは結構大変な事でしたね。

それを思うと私たちは何て楽ちんな時代に生きている事か、ありがたや!

などとちょっぴり感激しつつ、次の作業に移ります。

次は紫芋バージョンを作ります。

これが紫芋です。ムッキムキのマッチョな芋です。

最近知り合ったグループの1人が種子島出身の方で

その方が実家のお兄様から頂いた蔓で育てた芋だそうです。

この鮮やかな色にはたっぷりとアントシアニンが含まれているそうです。

色は素晴らしいのですが、残念ながら全く甘くない!

びっくりするほど味が無いです。

でも、綺麗な色と、抗酸化作用が強いアントシアニンがあるので

良しとしましょう。

蒸し器で柔らかくなるまで約20分蒸して

皮を剥き、ポテトマッシャーであらかた潰し

あとはすりこ木できれいに潰しました。

中くらいの芋2本で約350グラムの紫芋のペーストが出来ました。

せっかくの貴重な紫芋なので、スウィーツに使えるかと残りを冷凍します。

サツマイモはえぐみがあるので、生米と一緒に蒸さずに

蒸しあがったもち米にペーストをのせました。

1升のコメに対し120グラムでした。

そして、捏ね初めて約8分で

綺麗なラベンダー色と言うか薄紫色と言うかやさしい色です!

小さめのバットに移したら丁度になりました。

もう一つの小さいタッパーの分は、本体の周りに残っていた

お餅を寄せながらまとめたもので、結構な量がありました。

冷めて切れるまで待ってから、さっそくつまみ食い。

どちらも、ストーブの上に、アルミホイルを敷いて

ほんのり焦げ目をつけてから食べてみました。

かんころ餅は、ほんのり甘くて、醤油も何も付けないで

そのまま食べるのがよろしいかと。

干し芋は、元の生芋の4分の1位に凝縮したものなので

甘さも生芋の4倍甘くなっています。なので、その甘~くなった

干し芋をたっぷり入れたかんころ餅はそのままで充分です。

一方、紫芋のお餅は、当然全く甘くありません。

だから反対に、好きなように、如何様にも楽しめます。

今回は簡単にあんこを載せました。

どちらも美味しくて、とっても満足です!

明日当たり切り分けて、私と夫の分を少し取っておいてから

残りは娘達に送ってあげる事にします。

食べ盛りの親子の反応が楽しみです。

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