2012年11月3日
昨日夫から 「明日、終の信託」 観に行くからチケット買っといて、と☎あり。
”えーっ、唐突やなあ”、と思いつつも ”久しぶりの映画だしまあいいか” と
買い物のついでにTOHOシネマズ泉北へ行って来ました。
いつの間にかチケット売り場のカウンターも売り子のお姉さん達もいなくて
券売機がズラーッと並んでいてびっくりしたけれど、ともかく2枚分買いました。
私はもう何時でも1000円で映画が観られる年になった、と思うと
ああ、シニアかとがっかりするのですが、「年をとってお得な事もあるんだよ」
と考える事にします。
2時間半もある長い映画でしかも内容がとても重い!
観に来ているのは全員が私達世代のカップルでした。
こんなしんどい映画を若い人達は好き好んで観には来ないだろうな、と
思います。
喘息の発作で20年も苦しんだ患者が最後の時をどう迎えたいか
真意を家族に伝えられず、信頼する担当医に託し
ついにその時が来ます。
その時の家族の感じ方、医師にとって予想外の
成り行きは見ていても辛かった。
医療現場での医療側の問題、患者側の思い、人生の最後の迎え方
法の問題などなど、何時自分の身の回りで起きるか分からない。
でも、草刈民代さんは少し年を取られてはいますが相変わらずきりっと
美しかったです。